シーザリオ血統物語

シーザリオ血統物語

【第12回】スペシャルウィークから始まった血統と約束の物語

私とシーザリオの出会いの原点は、1998年に行われた天皇賞(秋)にある。11月1日、東京11レース、1枠1番、単勝1.1倍。偶然にしては出来過ぎなほどに並んだ1が象徴するように、サイレンススズカは“絶対”であり結果も1着が必然だった。逃げ...
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【第11回】名牝シーザリオはどのように名種牡馬を生んだのか──繁殖能力の源泉を科学する

シーザリオという名牝を語るとき、多くの人はその競走成績や、エピファネイア、サートゥルナーリア、リオンディーズといった名種牡馬の母である事実に目を奪われます。しかし本当に驚くべきなのは、一頭の繁殖牝馬から、異なる資質を持つ4頭の種牡馬が誕生...
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【第10回】血脈の物語は続く──次世代のスター候補たちと“シーザリオ王朝”の未来

シーザリオの血脈を追い続けてきたこのシリーズも、ここで一つの区切りを迎えます。だが、それは終わりではありません。むしろ今は、“次の主役たち”が静かに、しかし確実に姿を現し始めた転換点です。2歳から3歳へ──競馬界が最も未来を映し出すこの世...
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【第9回】世界基準で見るシーザリオ血脈──欧米のストームキャット系・ガリレオ系との相性

シーザリオという名牝を語るとき、その物語は決して日本国内だけで完結するものではありません。欧州的な底力と米国的なスピードを併せ持ち、日本のターフで頂点を極めた彼女の血脈は、もともと世界基準で設計された存在でした。だからこそ近年、「シーザリ...
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【第8回】 シーザリオのクロスは成功するのか──血統ファン必見の未来予想図

シーザリオ・ファミリーがここまで大きく広がった今、血統ファンの視線は自然と次の段階へ向かいます。それが、シーザリオのクロスというテーマです。エピファネイア、サートゥルナーリア、リオンディーズといった直仔種牡馬が父系として定着し、同時にシー...
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【第7回】孫世代が動き出す──エピファネイア産駒×シーザリオ系牝馬が生む“黄金配合”

シーザリオがこの世に残した血脈は、すでに“名牝が優れた子を出した”という枠を越え、いまや日本競馬を形づくる大きな潮流へと育っている。その流れをさらに太く、深く押し広げているのが、種牡馬として成功を収めたエピファネイアである。デアリングタク...
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【第6回】シーザリオの母系を辿る──サドラーズウェルズの血と牝系が生んだ必然

シーザリオという名牝の強さを語るとき、その走りの美しさだけでなく、静かに積み重ねられてきた“母系の深み”に触れずにはいられない。名馬は偶然ではなく、長い時間をかけて磨かれた血脈の結晶であり、シーザリオの輝きはまさにその象徴である。彼女の母...
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【第5回】エピファネイアとサートゥルナーリアの比較─ “シーザリオ直系種牡馬” の才能

シーザリオという名牝は、ただ名馬を生んだだけではない。彼女は“血”というかたちで未来を切り拓き、その物語は今もなお広がり続けている。その中心に立つのが、エピファネイアとサートゥルナーリア──直系という唯一無二の絆で結ばれながら、まったく異...
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【第4回】リオンディーズの安定感──多面的能力を備えた“万能型サイアー”の台頭

リオンディーズという名を聞くと、多くの競馬ファンはまず、あの衝撃的な新馬戦、そして朝日杯フューチュリティステークスで見せた“圧倒的な強さ”を思い浮かべるでしょう。若き日の彼は、ロベルト系の兄エピファネイアとも、ロードカナロア系の弟サートゥ...
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【第3回】サートゥルナーリアの輝き──初年度から現れる“スピード×気性”の二面性

サートゥルナーリアという馬を語るとき、最初に思い出されるのは、その競走馬としての“完成度の高さ”です。デビュー当初から落ち着いた気配と鋭い脚を兼ね備え、どこか幼さの残る馬が多い2歳の時期でも、彼だけは違う空気をまとっていました。そして迎え...
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