フィリアプーラの25は、2025年キャロットクラブ募集馬の中でも、母の競走能力に大きな魅力を感じる一頭である。
母フィリアプーラはハービンジャー産駒で、2019年フェアリーステークスを制した重賞ウイナー。
通算16戦2勝ながら、クラシック路線でも注目を集め、約5,700万円の賞金を獲得した実力馬である。
切れ味を生かした差し脚が持ち味で、2歳時から重賞を勝ち切った完成度の高さが印象的であった。
![]()
血統背景も魅力十分である。
祖母プリンセスカメリアは活躍馬を多数送り出した繁殖牝馬で、半兄には朝日杯フューチュリティステークスを制したアルフレード、近親には3勝クラスまで出世したレディマリオンがおり、安定して活躍馬を送り出すファミリーとして知られている。
派手さはないものの、「走る牝系」としての信頼度は高い。
産駒実績を見ると、初仔ポプリーニはまだ目立った成績を残していないが、2番仔のフィリオソラーレ(父エピファネイア)はデビュー戦を快勝し、早くも将来を期待される存在となっている。
本馬はその流れを受ける3番仔であり、兄の活躍が続けば母の繁殖能力に対する評価も一段と高まるだろう。
父はエフフォーリア。
本シリーズでは父の特徴については繰り返さないが、ハービンジャー産駒の母との組み合わせは、持続力と成長力をさらに引き出せる可能性を秘めている。
兄がエピファネイア産駒であるのに対し、本馬はエフフォーリアへ父替わりとなるが、いずれもシンボリクリスエスから続くロベルト系の血を受け継ぐ配合であり、兄同様に中距離志向のしっかりした競走馬へ成長するイメージが湧く。
総合的に見ると、本馬の魅力は「重賞勝ち馬の産駒」であることに加え、「兄が早くも勝ち上がっている」という点にある
。超良血馬ほど話題先行ではないものの、母の競走実績、堅実な牝系、そして産駒実績が積み重なり始めていることを考えれば、出資妙味は十分。
馬体や歩様に好感が持てるのであれば、積極的に出資候補へ加えたい一頭である。
![]()


コメント