【2026年キャロット募集馬】ハープスターの25は「母を超える馬」になれるか?8,000万円×田中博康厩舎の現在地を徹底考察

ハープスターの25を評価するうえで、あえて一つの問いから始めたい。

この馬に期待すべきなのは、ハープスターの再現なのか、それとも「ハープスターとは違う成功」なのか。


私は後者に可能性を感じる。

母ハープスターはディープインパクト産駒で、2014年桜花賞を制覇。

札幌記念、新潟2歳S、チューリップ賞も勝ち、11戦5勝、3億6,024万円を獲得した名牝である。

凱旋門賞にも挑戦したほど、キャロットクラブを代表する競走馬であった。



一方、繁殖牝馬としてはまだ「大成功」と断定する段階ではない。

これまでの産駒はライラスターが4勝、サートゥルナーリア産駒のヴァルチャースターが地方5勝など。

重賞馬はまだ誕生しておらず、今回が4番仔である。



だからこそ、本馬の存在は面白い。

父エピファネイアによって、母の瞬発力にロベルト系の持続力とパワーを加えられるからである。

ディープインパクト×ファルブラヴの母に、シーザリオを母に持つエピファネイア。

クラシックを狙ううえで非常に魅力的な組み合わせである。



そして今年の価格は8,000万円。さらに予定厩舎は田中博康厩舎である。

ここは個人的にかなり評価したい。母ハープスターが「切れ味で勝負する名牝」だったのに対し、田中博康厩舎で本馬がどのような競走馬に仕上がるのか。

単純な母のコピーではない、新しいハープスター一族の形を期待したくなる。



馬体では443kg、管囲20.7cm

8,000万円の牡馬としては「大型馬」というタイプではないが、415kgだったファーストフォリオの25と比べれば、こちらは現時点で一段安心感がある。

管囲も20.7cmあり、数字だけで成長力を悲観する必要はない。むしろ重要なのは、ここから筋肉量を増やしながら馬体の芯が強くなっていくかである。

この馬を評価する最大の理由は、「すでに完成された名牝の仔」ではなく、「まだ母系の繁殖能力を証明し切っていない名牝から、エピファネイアというカードを切ってきた」ことである。

これはリスクでもあるが、大物が出たときのインパクトも大きい。



8,000万円は兄姉実績だけを根拠にするなら慎重になるべき価格である。

しかし、母のGⅠ実績、エピファネイア、443kgの馬体、田中博康厩舎まで揃えば、クラシックを夢見るキャロット会員としては無視しにくい。

結論は「実績を買う馬」ではなく「次の大物を最初に掴む馬」である。

馬体・動画で前向きさと柔らかさが確認できるなら、8,000万円でも出資候補に残したい一頭である。


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