コルコバードの25は、2025年キャロットクラブ募集馬の中でも、兄ヘデントールの活躍を考えると見逃せない一頭である。
母コルコバードはステイゴールド産駒で、現役時代は16戦5勝。湾岸ステークスを制し、通算9,216万円を獲得した実力馬である。
5勝すべてを芝で挙げ、長く良い脚を使うタイプだったことからも、本馬の血統を考えるうえでスタミナと持続力は重要なキーワードとなる。
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そして何より強烈なのが産駒実績である。
母の代表産駒となったヘデントールはルーラーシップ産駒で、2024年の菊花賞2着を経て、2025年にはダイヤモンドステークス、そして天皇賞(春)を制覇。
5歳時点でGⅠ馬となり、母コルコバードの繁殖牝馬としての評価を一気に押し上げた。
キャロットファーム募集馬として9万円だった兄が天皇賞馬まで成長したことは、会員にとって非常に魅力的な実績である。
もう一頭の兄パンデアスカルもモーリス産駒として中央2勝を挙げており、母がコンスタントに走る産駒を送り出している点も見逃せない。
2023年産のクライストヒルはリオンディーズ、2024年産のカミーノドーロはレイデオロ、そして本馬はエピファネイアと、ノーザンファームが母に対して一線級の種牡馬を継続して配していることも興味深い。
本馬で注目したいのは、ステイゴールドのスタミナとエピファネイアの成長力・持続力の組み合わせである。
父については本シリーズでもおなじみだが、母系との相性を考えれば、短距離よりも中距離以上で能力を発揮するタイプを想像したくなる配合である。
さらに祖母エンシェントヒルは中央7勝、1億3,495万円を獲得したキャロットゆかりの活躍馬であり、牝系そのものの地力も高い。
総合的には、「ヘデントールの妹」という話題性だけで評価するのはもったいない募集馬である。
母自身が5勝馬で、兄が天皇賞馬、祖母も7勝馬という競走能力の裏付けがある。
エピファネイアへの父替わりによって、兄とは異なるクラシック適性を見せる可能性も十分にある。
募集価格7000万円は割高感はあるが、ヘデントールの成功を踏まえれば、血統派のキャロット会員が積極的に検討したい一頭と言えるだろう。
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