今週の注目馬は、京都競馬場で行われる伝統のGII京都大賞典に出走するエピファネイア産駒のアクアヴァーナル。
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万葉Sを制し、阪神大賞典2着、天皇賞(春)4着と、今年の長距離重賞で存在感を示してきた芦毛の牝馬。
今回は芝2400メートルへの距離短縮となるが、これまで培ってきたスタミナと持続力を武器に、牡馬の実績馬がそろう一戦で重賞タイトルを狙う。
父エピファネイアは、菊花賞とジャパンCを制した名馬であり、シーザリオの血を受け継ぐ種牡馬。産駒からはデアリングタクトやエフフォーリアなど、クラシックや中距離GⅠで活躍する馬が数多く誕生している。
一方、母エイプリルミストはディープインパクトを父に持ち、母母スターダムバウンドは米国のGⅠを制した実績馬。
父系の持続力と母系の切れ味、さらに米国の底力を感じさせる血統背景を備えている。
アクアヴァーナルはデビュー後、着実に経験を重ね、長距離戦でその才能を開花させてきた。
2026年初戦の万葉Sでは3000メートルを制し、続く阪神大賞典でも上位争いを演じると、天皇賞(春)では強豪を相手に4着と健闘。
長距離重賞で安定した走りを見せており、2400メートル以上の距離では高い適性を示している。
通算18戦4勝、2着7回という戦績からも、堅実に力を発揮してきたことがうかがえる。
今回の京都大賞典は、これまでの主戦場だった長距離戦から一転、2400メートルでの瞬発力や位置取りも問われる舞台となる。
長く脚を使える持ち味を生かし、早めに進出する形に持ち込めるかが鍵となりそうだ。また、京都の外回りコースでどのような立ち回りを見せるかも注目したい。
京都大賞典を勝てば、2017年のスマートレイアー以来となる牝馬の優勝。
長距離路線で積み重ねてきた実績を、今度は中距離の重賞タイトルへと結びつける機会となる。
エピファネイア産駒らしい成長力と、シーザリオ一族に連なる底力を示し、秋のGⅠ戦線へ名乗りを上げることができるのか。アクアヴァーナルの走りに期待したい。
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