【第41回】現役最強は誰だ? シーザリオ一族・歴代賞金ランキングTOP10(前編)

シーザリオ血統物語

名牝シーザリオがターフを去ってから20年以上。その血は日本競馬の中心に根を張り、今や一大勢力として競馬界に君臨している。

牝馬として日米オークス制覇という偉業を達成したシーザリオ。その偉大な母から誕生したエピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアという三頭のGI馬は、それぞれが種牡馬として成功への道を歩み始めている。そしてその産駒たちもまた続々と重賞戦線で活躍し、一族の繁栄はとどまるところを知らない。

今回はそんなシーザリオ一族を「獲得賞金」という観点から振り返ってみたい。数々の名馬が名を連ねるこの一族の中で、最も多くの賞金を稼いだのはどの馬なのだろうか。


10位 ステレンボッシュ(父エピファネイア) 3億2894万円

第10位は、エピファネイア産駒の牝馬としてクラシック戦線を沸かせたステレンボッシュ。

桜花賞制覇によって世代トップクラスの評価を確立し、その後も牝馬路線の中心として活躍した。

母系に受け継がれるしなやかさと父エピファネイアの底力を兼ね備えた好例であり、近年のシーザリオ一族を代表する牝馬の一頭である。

今後繁殖入りすれば、一族のさらなる拡大を担う存在としても期待されている。



9位 オーソリティ(母ロザリンド) 3億5310万円

第9位は、シーザリオの娘ロザリンドを母にもつオーソリティ。直系孫世代を代表する一頭である。

青葉賞、アルゼンチン共和国杯などを制し、古馬中長距離路線で存在感を発揮した。

海外遠征にも挑戦するなどスケールの大きな競走生活を送り、シーザリオの母系が繁殖としても優秀であることを証明した存在だった。

種牡馬入りは叶わなかったが、一族の発展史に欠かせない名脇役である。



8位 ブローザホーン(父エピファネイア) 5億248万円

第8位は、雨の宝塚記念を制したエピファネイア産駒のブローザホーン。

決してエリート街道を歩んできた馬ではない。しかし条件戦から一歩ずつ力をつけ、ついにはGIタイトルを手にした努力型の名馬である。

エピファネイア産駒らしい持続力とスタミナを武器に長距離路線で活躍し、多くのファンの支持を集めた。

良血馬が目立つシーザリオ一族の中にあって、地道な成長で頂点に到達したその歩みは異彩を放っている。



7位 テーオーロイヤル(父リオンディーズ) 5億1826万円

第7位は、リオンディーズ産駒を代表するステイヤーのテーオーロイヤル。

長距離路線で頭角を現し、天皇賞(春)制覇によって一躍トップホースの仲間入りを果たした。

クラシック路線では目立たなかったが、年齢を重ねながら成長を続けた晩成型の典型であり、一族の成長力を象徴する存在でもある。

スピード色の強いイメージを持たれがちなシーザリオ一族に、新たな長距離適性という魅力を加えた功績は大きい。



6位 サートゥルナーリア(母シーザリオ) 5億2358万円

第6位は、シーザリオ直仔のサートゥルナーリアが早くも登場。

シーザリオ最後の傑作とも呼ばれる名馬。デビューから無傷の4連勝でホープフルS、皐月賞を制し、一時は三冠候補として大きな期待を集めた。

故障や成長の難しさもあり、古馬GI制覇こそ叶わなかったが、その能力の高さは疑いようがない。

現在は種牡馬として期待を集めており、初年度産駒から重賞戦線で活躍馬が続出。今後は競走馬としての賞金実績だけでなく、父としてどこまで一族を発展させるかにも注目が集まる。



今回はここまで。

ベスト5は次回発表。乞うご期待。


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