今週もエフフォーリア産駒が勝利を収めた。函館芝1200メートルで行われた新馬戦を制したアゴルディーノは、エフフォーリア産駒の勢いを改めて印象づける一頭となった。
スタートこそひと息だったが、道中でスムーズにポジションを押し上げると、直線では狭い馬群を割って鮮やかに差し切り勝ち。
横山和生騎手が「1200メートルの馬ではない」と語ったように、むしろ距離が延びてさらに良さが出そうな内容だった。
これでエフフォーリア産駒は早くもJRA4勝目。初年度産駒とは思えない好スタートを切っている。
アゴルディーノは新ひだか町・中田英樹牧場の生産馬で、2025年の北海道セプテンバーセールでは1,100万円で取引された牡馬だ。
モルトフェリーチェはディープインパクト産駒で、アゴルディーノはエフフォーリアが持つサンデーサイレンス4×3に、母父ディープインパクトを通じてさらにサンデーサイレンスの血が加わる5×4×3のクロスを持つ配合となっている。
決して超高額馬ではない一頭が、確かな競走能力を示したことは、エフフォーリアの種牡馬としての遺伝力の高さを物語っていると言えるだろう。
ジョドレルバンク、ベルウッドディープ、インカルナータ、そしてアゴルディーノ。
それぞれ距離や競馬ぶりは異なるものの、共通しているのはレースセンスの高さと勝負どころでの反応の良さだ。これは現役時代のエフフォーリアが見せた長所そのものでもある。
今年の2歳戦はまだ始まったばかり。しかし、早くも4頭の勝ち馬を送り出したエフフォーリアには、今後さらに質の高い繁殖牝馬が集まることは間違いない。
初年度産駒の快進撃は一時的な「新種牡馬フィーバー」ではなく、日本競馬を代表する種牡馬へと飛躍する序章なのかもしれない。
血統ファンとしては、この世代からクラシック戦線を沸かせる大物が誕生する日を期待せずにはいられない。
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