イリュミナンスの25は、2025年キャロットクラブ募集馬の中では派手な良血馬ほど注目を集めていないものの、血統背景を掘り下げると堅実な活躍が期待できる一頭である。
母イリュミナンスはマンハッタンカフェ産駒で、現役時代はオープンクラスまで出世し、重賞でも上位争いを演じた実力馬である。
マイルから中距離で安定した走りを見せ、鋭い末脚と高い競走センスを武器に息の長い活躍を続けた。
派手なGⅠ実績こそないものの、高いレベルで安定して走り続けた競走能力は繁殖牝馬として大きな魅力と言える。
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その能力は産駒にも受け継がれている。
代表産駒のクロミナンスはロードカナロア産駒として4勝を挙げ、オープンクラス入りを果たすと、日経賞2着、アルゼンチン共和国杯2着をはじめ、AJCC、目黒記念、ステイヤーズSでも3着と重賞戦線で存在感を示している。
また、ラッジオも中央2勝をマークしており、イリュミナンスは繁殖牝馬として着実に活躍馬を送り出している点が大きな魅力である
父はサートゥルナーリア。母イリュミナンスが持つしなやかさや持続力に、父のスピードと機動力を加えることで、マイルから2000メートル前後で高いパフォーマンスを発揮できる配合となっている。
マンハッタンカフェの産駒は成長力に優れる馬が多く、本馬も早期デビューだけではなく、古馬になってからさらに力を付けるタイプになる可能性がある。
また、母系は堅実に活躍馬を送り出しているファミリーであり、一発の派手さよりも安定した競走能力を伝える傾向がある。
キャロットクラブの募集馬としては派手な血統馬に目が集まりやすい世代だが、本馬は配合の完成度という点で決して見劣りしない。
総合的には、超良血馬のような話題性こそないものの、母の競走能力とサートゥルナーリアとの配合には十分な魅力がある。
兄姉の実績がない分だけ人気は比較的落ち着く可能性もあり、価格とのバランス次第では高い出資妙味を感じさせる一頭である。
堅実に走るタイプを狙う出資者にとって、有力な候補となる募集馬と言えるだろう。
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