シーリアの25は、2026年キャロットクラブ募集馬の中でも血統面では最上位クラスに位置付けられる一頭である。
母シーリアは名牝シーザリオの娘であり、エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアというGⅠ馬3頭の半妹にあたる。
日本競馬を代表する名門牝系の直系であり、その血統的価値は説明不要と言ってよい。
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母シーリア自身は現役時代に3勝を挙げ、オープンクラスまで出世した実力馬である。
繁殖牝馬としても堅実に勝ち上がり馬を送り出しており、産駒には6月にデビュー戦を勝利して先週の函館2歳Sでも2着と好走したイモージェン、弥生賞2着のヴィンセンシオなど、繁殖能力の高さも徐々に証明されつつある。
シーザリオ一族らしく成長力を備えた産駒が多い点も、この牝系ならではの特徴である。
父はキズナである。現在の日本を代表するリーディングサイアーの一頭であり、ジャスティンミラノ、ソングライン、アカイイト、ディープボンドなど芝・ダートを問わず一線級を送り出している。
母系の特徴を引き出す能力に優れ、特に名牝系との配合では高い成功率を誇る。
シーザリオ一族との組み合わせはこれまで多くなかっただけに、本馬は非常に興味深い配合と言える。
また、シーザリオ直系はエピファネイアやサートゥルナーリアなど父がキングカメハメハ系やロベルト系の活躍馬が目立つ一方、ディープインパクト系との組み合わせではまだ大成功例が多いとは言えない。
その意味でも、ディープインパクト後継として完成度の高いキズナとの配合は、新たな可能性を秘めたチャレンジと言えるだろう。
キズナが持つ持続力と勝負根性は、シーザリオ一族の成長力や底力と好相性になる可能性が高い。
総合的な評価は非常に高い。
募集価格は高額帯になることが予想されるものの、血統背景だけで見れば世代屈指の良血馬である。
兄姉の活躍に加え、シーザリオ直系という希少価値、そしてリーディングサイアー・キズナとの配合を考えれば、クラシック戦線を意識できるだけのポテンシャルを秘めた一頭である。
人気必至の募集馬ではあるが、それに見合うだけの夢と期待を背負った存在と言えるだろう。
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